株式会社SCI

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SCIが考えるレスポンシブWEBデザインとは…

レスポンシブWEBデザイン(RWD)とは

2012年ごろより話題になってきた技術・言葉であり、WEBサイトを表示閲覧する端末機器として用いられる、スマートフォン、タブレットPC、パーソナルコンピューターなど各端末機器(デバイス)の異なる画面サイズに応じて、1つのWEBページ(HTMLファイル・CSSファイル)で表示内容が最適な状態に可変するようにプログラム・デザインする技術のことです。

レスポンシブWEBデザイン(RWD)とは


従来のマルチデバイスに対応した"振り分け型"WEBサイトとは

従来のWEBサイトの制作手法は、携帯電話(ガラケー・ケータイ)、スマートフォン、PCなどのWEBサイトを閲覧するための端末機器(デバイス)にあわせてWEBページ(HTMLファイル・CSSファイル)を制作し、アドレス(URL)にアクセスした際にデバイスを判別するプログラムが働き、デバイスごとにそれぞれ専用のページのアドレスに"振り分け"られていました。
そのため、マルチデバイス対応のWEBサイトを制作依頼した場合、同じ内容のページを対応するデバイスごとに制作するため、2度手間・3度手間になる分の制作時間・費用をかけていました。

RWD 振り分け型WEBサイトとは


従来の"振り分け型"によるWEBサイトのデメリット

  • 携帯電話、スマートフォン、タブレット、パソコンといった端末ごとに同じ内容のWEBページを制作するため制作作業コストが端末種類分だけ掛かる。
  • 端末の種類ごとのWEBページを制作するため、同じ内容であっても、ファイル更新作業数が増えるため煩雑になりミスが発生しやすい。
  • 携帯電話用アドレス「/m/xxx.html」スマートフォン用アドレス「/sp/xxx.html」パソコン用アドレス「/xxx.html」といったように"アドレス振り分け"により同じ趣旨で訪れた閲覧者がデバイスごとに振り分けられることでアクセスが分散し、Googleアナリティクスに代表されるアクセス解析ツールでも数値が分散するため、解析内容によっては集計する手間が発生する。
  • 昨今のGoogleの検索順位の優劣を判断するロボットエンジンが、対象となるWEBサイトの評価をつける際に、重複するコンテンツページが存在するとマイナス評価を付け検索順位を下げる可能性があるとも言われています。

従来の"振り分け型"によるWEBサイトのデメリット


レスポンシブWEBデザインのデメリット

  • 端末機器の画面サイズが多岐にわたることで、表示・閲覧するWEBサイトのデザインや機能の自由度が下がる。⇒プログラミング技術で解決可能なものが多い。
  • 制作するのにWEB制作技術以外に閲覧者側の端末機器(デバイス)の知識や端末機器それぞれの表示特性にあわせる技術やプランニング能力が必要。
  • 携帯電話(ガラケー)は端末のデータ処理能力やデータ通信容量・スピードが、スマートフォンに比べ不足しているため対応範囲に含めるのは困難。⇒合わせるとパソコン用サイトのデザイン・機能を大幅に制限する必要がある。

レスポンシブWEBデザインのメリット

レスポンシブWEBデザインのメリット

1つのコンテンツページに対して1つのWEBページ(HTML・CSSファイル)で、スマートフォン、タブレットPC、パソコンといった各端末の多種多様な画面サイズに合ったWEBサイトを展開できるため、上述した「従来の"振り分け型"によるWEBサイトのデメリット」をすべて払拭することができる。


大学・専門学校でも増えてきているレスポンシブWEBデザインにもSCIは対応いたします。

マルチデバイス対応WEBサイトとして、レスポンシブWEBデザインを採用している学校案内サイトが増えてきています。
SCIも学校広報・経営コンサルティングの必要な要素の1つとして、学校が運営するWEBサイトをあらゆるWEB技術と広報活動をいかに効果的に連動できるか否かを常に調査・解析・研究し、各大学・専門学校、他企業からのご相談に対応しております。
また、SCIのWEBサイトもSCI独自の研究に基づいてレスポンシブWEBデザインの技術を導入したり、新しいWEB技術を導入・検証をするなどをし、コンサルティングに反映させています。


学校関連のWEBサイトでお悩みの際は一度ご相談ください。

SCIでは、学校関連のWEBサイトの業務を承るにあたって、学校関連の広報・ICTといったWEBサイトを構成するのに必要な実務経験を持ったスタッフが対応いたします。高等学校・専門学校・大学、また、校友会などのWEBサイト制作についてのお悩み・ご相談の際はお問い合わせフォームよりご連絡ください。


そしてSCIが考えるRWD...

レスポンシブWEBデザインの基本概念をもとに、SCIで蓄積している学校広報業務での経験・情報と、近年のインターネット利用者に対してのあらゆるリサーチ情報やインターネットを閲覧する端末機器(デバイス)の特性を踏まえた「SCIの考えるレスポンシブWEBデザイン(RWD)の形」をまとめたものを近日報告いたします。